薬剤耐性菌についての講習会

平成30年1月28日(日)、都市センターホテル
(千代田区)にて行われた東獣 ’17 イヤーズ
カンファレンスに参加

酪農学園大学の田村 豊先生による
「伴侶動物医療における薬剤耐性菌の
現状と対策」を聞いてきました。

ところで抗菌薬(抗生物質)と薬剤耐性に
ついてどこまでご存知でしょうか?

「薬剤耐性」知ってる?(Yahoo意識調査より)

抗菌薬(抗生物質)は、風やインフルエンザに
効果がないって知ってる?
(Yahoo意識調査より)

昨年12月、南多摩支部の勉強会においても
薬剤耐性菌について勉強会を行いましたが
同じテーマでも話をする講師が違えば、
視点も異なるもの

今回は

薬剤耐性菌の歴史

細菌が耐性を獲得する方法

伴侶動物(犬猫)の薬剤耐性菌の発生状況

院内感染対策、等々

また最近、マスコミ等で報道された
コリネバクテリウム・ウルセランス
感染症についての話もありました。

細菌にとって抗菌薬は恐ろしい薬。
その薬から身を守るには様々な方法が
あります。例えば抗菌薬を働かなくする
物資を作る、細菌の周りに城壁のような
バリアを作って抗菌薬が侵入できない
ようにする、抗菌薬が細菌の中に入って
来ても体外に排出するポンプを作る等々

耐性菌は本来、弱い菌であるがゆえに、
上記のように様々な方法で耐性を獲得します。

ただ、ある抗菌薬の対して耐性を獲得した
細菌(耐性菌)は、その抗菌薬の使用を止めると
時間はかかりますが、耐性菌の出現率は
下がります(例外はあります)。

抗菌薬(抗生物質)の適正使用の
大切さを再確認いたしました。

関連サイト
酪農学園大学動物薬教育研究センター
東京都獣医師会

詳しくは稲城市、多摩市、日野市の
(公社)東京都獣医師会南多摩支部
(南多摩獣医師会)所属の動物病院
にご相談ください。